土地でも家でも、このケースは住む人よりも名義人が天中殺かどうかで判断します。
所有者の運によって影響が出てきます。
転居と同様に居心地の良い場所にはなりにくいので、できる限り天中殺中の新築・増築・土地購入は避けた方がよいです。
土地の場合は天中殺中に買った土地を土地のまま天中殺以外のときに売却する。あるいは転売目的のような場合は問題ありません。
ただし、そこに自分が住む家を建てるときは問題が出てきます。
注意したいのは、住むために天中殺中に土地を買ったケースで、新築時が天中殺でなくても問題がおこる場合があります。
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不動産に関する注意点をまとめると、
①天中殺中の新築は避ける。マンションの購入も同様に考えて、この時期は避けること。
②土地を買ったときが天中殺で、新築が天中殺でない場合も、同様に要注意。
③間取り図を変化させるような大きな改築や増築は天中殺中は避けたほうがよい。
内装の変化や家の面積を変えないような改装は問題ない。天中殺中に大きく増築や改築をしてしまった場合で、何か問題が出てきたときは天中殺が明けたときにもう一度増築することで軽減できる。
④新築でも自分が住むのではなくて、子供のためとか、みんなが利用できる別荘とか、他の人のためにする新築は問題ない。
⑤晩年に向けて隠居のための住居を建てるなど、世の中から一歩退くような考えでの新築も問題ない。
⑥すでに天中殺中に買ってしまったマンションや新築してしまった住居の場合で、居心地が悪いときは寝室の変更によって軽減ができるので寝る場所を変えてみる。
いずれの場合も何も問題なければ、あえて対処法をする必要はありません。
参考文献:『天中殺(大殺界)の解説』