こんにちは!ネコ三世です(=‘x‘=)
最近、午(うま)の話ばかりだったので、たまには猫の話をしてみようと思います(=^・^=)
幸運を呼ぶ猫として有名なのは、みなさんもご存知の「招き猫」です。
今回は、そんな招き猫のルーツをたどってみたいと思います。
招き猫の発祥の寺と呼ばれているのが、世田谷にある豪徳寺です。
豪徳寺の創建は文明12年(1480)。
世田谷城主の吉良氏が弘徳院を建立したのが始まりです。
ところが江戸時代に入ると、吉良一族は衰退し、お寺も傾いていきました。
貧しい暮らしの中でも、お寺の和尚さんは飼い猫の「たま」に自分の食べ物を分け与えて可愛がっていたのです。
そんなある日、鷹狩りの帰路にあった、馬に乗った武士の一行が通りかかります。
すると、「たま」が手招きをして、一行を寺に招き入れました。
その直後、突然の雷雨が襲いました。武士たちは命拾いをすることができたのです。
その一行を率いていたのは、当時の世田谷領主だった井伊直孝でした。
井伊直弼のご先祖さまです。
恩を感じた井伊直孝は、この貧しい寺に多額の寄付をし、寺を再建します。
寛永10年(1633)には、井伊家の菩提寺とし、名前も豪徳寺と変えました。
この福を呼び、寺を再建させた「たま」が死ぬと、和尚は墓を立て供養しました。
それ以降、たまのことが世間に広く知られるようになり、愛らしい姿も手伝って、江戸時代から現代に至るまで多くの参拝者が詰めかけています。
招き猫発祥の伝説はいろいろありますが、豪徳寺の「たま」が発祥であるという説が有力なようです。
今では、すっかり誰もが知っている風水アイテムとなった「招き猫」ですが、
招き猫の上げている足によって、招く運が違うってご存知でしたか?
右足をあげている猫→金運を招く
出典:www.taka.co.jp
左足をあげている猫→人(お客)を招く
出典:www.taka.co.jp
両足をあげている猫→ただの欲張り???(^^;;)
出典:www.taka.co.jp
左足をあげている猫は、人を呼ぶので客商売のお守りに。
懸賞や宝くじを狙うなら、右足をあげている猫を選びましょう。
ではでは、また次回の更新をお楽しみに♪(^_^)☆彡
参考文献:「神社・お寺・ご利益全ガイド」寺社巡りの達人倶楽部