なんちゃってベジタリアンになって以来、タロットカードに傾倒している今日このごろです。
タロットは好きな人の気持ちなどを占えるとあって、恋愛や結婚のことで悩んでいる女性には大人気の占いです。
タロット占いができるというと、「私も占って~」という女性たちに囲まれ、ちょっとした人気者になれます(^^)
ひと昔前のタロットのイメージはというと・・・
小説やドラマの主人公が、街の片隅にある古びた占いの館に入ると、怪しげなベールを被った占い師が座っていて、カードを展開すると、お約束のように「死神」のカードが・・・(^^;)
その後、主人公はさまざまな不吉な事件や事故に巻き込まれていくっていうのが定番のストーリーだった気がします。
そういったメディアの影響もあり、
みたいなイメージが出来上がっていったのかもしれません。
実際のところ「死神」のカードが死や不吉な出来事を直接意味することはほとんどなく、
「過去や要らなくなった考えや習慣を捨てる」
という意味で捉えられることが多いです。
(周りのカードや占う人によって、解釈は違ってきます)
なので、悪いカードってわけではないんですよ。
むしろ、状況によってはよい意味にもなり得るので。
実はこのカードの解釈以前に、以前からネコが疑問に思い、引っかかったことがありまして、、、
「死神」が死を意味しないとしたら、現実の「死」を意味するのはどのカードなのかってことです。
絵柄からして「審判」?
ライダーウエイト版の絵柄だと、棺桶から死者が立ち上がって天使の呼びかけに答えているイメージなので。
答えは、
「審判」
「世界」
占い学校時代、師匠にそう言われても正直ピンと来ませんでした。
「審判」は絵柄そのものなので、まあ納得できます。
「世界」は大アルカナの最後のカードなので、言われればそうかなという感じ。
ただ、理解できなかったのは、とても縁起がいいとされる、「太陽」のカードが時には「死」を暗示するということでした。
それが最近になってやっと理解できるようになってきたんですね。
大アルカナの最終カードである「世界」が、
「神と人」が一体化する=宇宙とひとつになる
という解釈ならば、
大アルカナの最後の3枚は限りなく、神の世界=人の力の及ばない神の領域=天(あの世)に近いわけです。
ということは、こういう解釈はできないでしょうか。
大アルカナ
19.太陽 棺桶に入る一歩手前(心配事もなく意外と元気)
20.審判 一度死んだが、生き返った(この世とあの世の間くらい?)
21.世界 神様の世界に行ってしまった(もう死んでいる)
俗っぽい表現でごめんなさい。
ネコ流の言葉の方がわかりやすいと思ったので。
タロットで死期を占うことはまずないので、こんなことを知っていてもあまり役には立たないですかね。タロットの豆知識ということで覚えておいてもらえればと思います。
「死神」のカードは、みんなが思ってるほど不吉なカードではないので怖がらなくてもいいよというお話でした(*^^*)
ではでは、また次回の更新をお楽しみに☆彡