大家さんの事情で契約更新ができないとか、区画整理や共同マンションにするとか、自分は出て行きたくないが、仕方なく・・・というような、やむを得ない引越しがあります。こういった場合は問題なく動けます。
天中殺のときに、出て行かざるを得なくなったときは、なるべく自分で探すよりは転居先は大家さんや不動産屋に見つけてもらう方がよいのです。自力ではなく、他力に任せるというのは、このケースに限らず天中殺中の過ごし方のポイントです。
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天中殺にひっかかるのは自力でこうしたいという意欲が前に出ているときです。
引越しでも、より新しい環境を求めてとか、広い家に住みたいとか、自分が心地よくなるための転居は思い通りにはいかないケースが多くなります。
新居が落ち着かないとか、居心地が良くないような状況になっていく。そこに長く住みたいと思っても住めないような状況に陥ります。周期は3年。なので3年以内の短期の場合はそれほど気にしなくてもよいです。
住み心地がよくない場合、そこには安住しないほうが良いという警告かもしれません。自分の意思(そこに住みたい)が方向として誤っている、という考え方もできます。自分の環境を見直す機会にするとよいでしょう。
転居に関しては、仕事や学校の都合など、どうしても引っ越さなければならないこともあります。
その場合、理想的には天中殺を過ぎてから、もう一度引越しをすることです。もちろん、居心地に問題なければよいですが、何か問題があるときはそうした方がよいです。
経済的な理由などで引越しできないときは、転居先の寝る場所を変えることが最大の対処法です。それで運気をかわすことが可能です。できれば、部屋を変えるほうがよいですが、ワンルームタイプの場合や寝室の変更ができないときは、ベッドの位置(ふとんの方向)を変えたりするくらいでも、問題が軽減できます。
天中殺中の転居でもっとも影響がでるのが自営業の場合です。
仕事場と住居が一緒になっていると、問題が大きくます。
その場合は、できるだけ住居と仕事場を切り離したほうがよいです。
それでも商売がうまくいかないときは、やはり場所替えを試みるべきでしょう。
参考文献:「天中殺(大殺界)の解説」